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日本通訳学翻訳会関西支部第 19 回例会のお知らせ [関西支部]

日本通訳翻訳学会関西支部第 19 回例会のお知らせ

[日時]:2008年12月6日(土)3:00-5:30
[場所]:西宮市大学交流センター(阪急西宮北口駅北改札口を出て右手、隣接の「ACTA西宮」東館6階)※会場がいつもの場所から変更されていますのでご注意ください。

<研究発表1> 
氏名:湯 瑾(タンキン)会員(日本中国アジア経済知識アドバイザー協会高級アドバイザー)
題目:「翻訳行為とイデオロギー ―『源氏物語』の中国語訳を例に―」
要旨:翻訳行為は人間の社会行為の一種であり、社会的思想観念を背景にして行われるため、イデオロギーの影響を受けることが考えられる。本発表は日本の古典小説『源氏物語』の2種類の中国語訳、中国大陸で出版された豊子愷氏の翻訳と台湾で出版された林文月氏の翻訳を比較対照して、異なる政治観、恋愛観、女性観などの意識つまりイデオロギーの各側面がどのように目標テクストに反映しているのかを考察する。

<研究発表2> 
氏名:石塚浩之会員(神戸市外国語大学大学院博士課程)
題目:「同時通訳における明示的処理と暗示的処理」
要旨:SLの入力からTLの出力にいたる同時通訳作業には、通訳者が自覚的に行う明示的処理と無自覚的な自動的認知によって行われる暗示的処理がある。心的機構における明示的処理と暗示的処理の境界は不分明であり、通訳者自身の内省が明示的処理の実態を反映しているとは限らないが、通訳の効率化、技術向上には、作業の内省と明示化は有効である。実際の通訳事例を検討し、同時通訳における認知過程と明示的/暗示的処理の諸側面を考察する。

[参加費]会員:無料  非会員:1,000円
[出席の連絡] 11月29日(土)までに、船山(funayama@hcn.zaq.ne.jp)までお願いします。
なお、終了後近くの店で懇親の会を予定しています。お気軽にご参加下さい。


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