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日本通訳翻訳学会関西支部第23回例会のお知らせ [関西支部]

日本通訳翻訳学会関西支部第23回例会のお知らせ

[日時]:2010年3月27日(土)3:00-5:30
[場所]:西宮市大学交流センター(阪急西宮北口駅北改札口を出て右手、隣接の「ACTA西宮」東館6階)

<研究発表1>
発表者:尹永順会員(神戸大学大学院)
題目:「中国における谷崎文学の翻訳と受容」
要旨:谷崎潤一郎が中国に紹介されたのは1918年で、その10年後の1928年に「痴人の愛」が初めて中国語に翻訳された。それ以降、谷崎文学は主に1920~40年代と1980年以降から現在に至るまでという二つの時期にわたって翻訳されてきた。本発表は中国の社会背景と文学状況を踏まえて、時代の変化に伴う谷崎文学の翻訳と受容のありかたを辿る。

<研究発表2>
発表者:水野真木子会員(金城学院大学)・中村幸子会員(愛知学院大学)
題目:「法廷通訳のデリバリーが裁判員の心証形成に与える影響について」
要旨: 発表者らの研究チームで、同じ被告人の発言について、3つの異なる通訳バージョン(丁寧、ぶっきらぼう、言い淀みが多い)を録画し、模擬裁判員に見立てた被験者にDVDを見せ、印象について答えてもらうアンケート調査を行った。その結果、言い淀みの多いバージョンの評価が最も低かった。本発表では、この実験の統計的分析を紹介するとともに、法廷通訳人の「フィラー」や「言い直し」について、その意味や疲労との関連などを分析し、「言い淀み」の与える影響について考察する。

[参加費]会員:無料  非会員:1,000円
[出席の連絡]3月20日(土)までに、船山(funayama@hcn.zaq.ne.jp)までお願い
します。
なお、終了後近くの店で懇親の会を予定しています。お気軽にご参加下さい。


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