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通訳教育・指導法プロジェクト 研究会のお知らせ [通訳教育分科会]

JAITS会員の皆様
通訳教育・指導法研究プロジェクトがスタートいたしました。
2011年9月の年次大会で会員の皆様に参加を呼び掛けたところ、多くの応募があり、当初のメンバーを合わせ17名でスタートいたしました。プロジェクトの趣旨については、こちらをご覧ください。
第1回目の公開研究会を下記の要領で行います。皆様、ぜひ奮ってご参加ください。
日時:2012年3月31日(土曜日)13:30~17:00頃
会場:青山学院大学(青山キャンパス) 15号館 ガウチャー・メモ
リアル・ホール3階 15305 教室
(1)発表者:新崎隆子氏・石黒弓美子氏(会議・放送通訳者)
題目「CMM理論による通訳事例分析:新たな日⇒英通訳指導法を目指して」
要旨:英語から日本語への通訳訓練に比べ、日本語から英語への通訳についての有効な指導法に関する研究報告が少ないことから、新たな訓練方法の開発を目指して研究を行っている。発表では、日⇒英逐次通訳訓練の課題を、英語の運用能力、日本語の解釈、言語の変換方略、の3つの視点から概観した上で、今回は受講生の解釈能力に焦点を当てる。プロ養成校の受講生を対象にした逐次通訳に関する調査の結果をCMM(Coordinated Management of Meaning)理論に基づいて分析し、原発言の解釈につ いてどのような指導が有効なのかを探る。通訳訓練や教育に携わっている方々との意見交換や活発な議論を期待している。
(2)発表者:渡部富栄氏(大東文化大学大学院/青山学院大学 会議通訳者)
題目「対人コミュニケーションから通訳および通訳教育を考える」
要旨:通訳では「コミュニケーション」という概念が重要であるにもかかわらず、対人コミュニケーションの理論やスキルについて、通訳教育の中ではあまり触れられていない。今回の発表では、対人コミュニケーションの理論とスキルを概観し、通訳の教育や研究に有用な要素や視点を提示して、これについて考える。

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