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関西支部第47回例会のお知らせ [関西支部]

日本通訳翻訳学会関西支部第47回例会は以下の要領で行われます。
【日時】 2018年3月24日(土)13:00~15:30
【場所】 神戸松蔭女子学院大学 図書館ラーニングコモンズ てらす1
発表1:
【タイトル】電子絵本の翻訳における演劇的効果の可能性
【発表者】武部 好子(就実大学)
【要旨】本発表では、電子絵本を翻訳する際に演劇的要素が果たす効果と役割について検討する。電子絵本とは、目で絵を見ながら耳で音を聴くことによって絵本の作品を自然に鑑賞できる読書支援ツールである。このスタイルを確立するには、翻訳だけでなく音訳も求められる。紙絵本における読み聞かせの観点から、電子絵本の視聴覚的役割を解明する。また絵本翻訳と舞台翻訳はどのような関係があるのか、絵本翻訳と舞台翻訳の相関関係について検討する。Katharina Reissによるテクスト・タイプに沿った翻訳方法にも触れながら、絵本を翻訳・翻案する事にどのような可能性があるのか探る。
発表2:
【タイトル】なぜ英語のできる人が通訳者を使うのか?―日英ビジネス通訳の事例からー
【発表者】高橋 絹子・木村護郎クリストフ(上智大学)
【要旨】本報告はビジネス場面における通訳の役割に関する調査・研究の一部を扱うものである。本報告ではその2017年の調査結果を踏まえて、「通訳者の使い分け」に関して、今度はクライアントの観点から考察を行うために、5人のビジネス通訳のクライアントに通訳者と同様のインタビューを行った。それによれば、英語力がかなりあるクライアントでも、交渉の内容や本人のその場面の役割に応じて、通訳者を使う必要のある場合には、「通訳者の使い分け」が行われていることが明らかになった。本報告では、ここからさらに、通訳者を使うことのメリット・デメリットの考察につなげていきたい。本研究を通じて最終的には、日本のビジネス場面において通訳者が果たしている役割がより明確になることを期待したい。
【参考文献】
高橋絹子・木村護郎クリストフ(2017)「だれがいつどこで何のために通訳を使うのか-日英ビジネス通訳の事例から-」『通訳翻訳研究への招待』17号、1-19ページ。
【参加費】会員:無料 非会員:1000円(学生500円)
【出席のご連絡・お問い合わせ】古川(furukawa@shoin.ac.jp)までお願いします。
なお、終了後懇親の会を予定しております。近くの『西洋茶館』にてアフタヌーンティをいただきながら、交流する会をいたします。会費は2000円です、お気軽にご参加ください。ただし、アフタヌーンティは準備の都合で3日前までの予約が必要です。出席のご連絡の際に、懇親会を希望する方は合わせてお知らせください。当日参加を希望される方は、アラカルトメニューでの対応となりますことをご諒承下さい。


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日本通訳翻訳学会関西支部第45回例会のお知らせ [関西支部]

日本通訳翻訳学会関西支部第45回例会ご案内


【日時】 2017年7月29日(土)14:30~17:00
【場所】 広島修道大学図書館内(M2F)ライブラリーホール

広島修道大学アクセス
http://www.shudo-u.ac.jp/access.html

広島修道大学キャンパスマップ
http://www.shudo-u.ac.jp/campus_map.html
ライブラリーホール案内
http://www.shudo-u.ac.jp/library/use/institution.html

【発表1】大庭夕穂会員(神戸大学大学院)
日本におけるイラン映画の翻訳についての研究―字幕制作過程の変容と英語の影響―
要旨:イラン映画が日本で公開されるに至るには、その作品が主要な国際映画祭で紹介され、世界的に注目を浴びることが一つのきっかけとなることがある。映画祭では、STがペルシア語の場合、英語を中心とする主要言語の字幕が付けられたり、英語を媒介語としてそれぞれの地域の言語の字幕が作られることも少なくない。
映画祭に限らず、イラン映画のDVDの日本語字幕制作の過程でも、現在は英語の関与が見られる。1990年代までは特定の字幕翻訳者によって、ペルシア語STから日本語TTへ直接翻訳がなされていたが、2000年代に入ると複数の英語翻訳者によって、英語字幕を媒介して日本語字幕が作られるようになった。
このように、日本でのイラン映画の字幕制作状況は変容を遂げてきた。本発表では、日本におけるイラン映画の翻訳プロセスに焦点を当て、ペルシア語から日本語に直接翻訳される場合と、英語を媒介して翻訳される場合とで、字幕にどのような違いが見られるかを比較し、さらにTTに対する媒介語としての英語の影響について考察する。

【発表2】張文青会員(立命館アジア太平洋大学)
中国語教育における二文字熟語の声調学習―連続単語シャドーイング練習法実践による聴覚認知と口頭産出の向上を目指してー
要旨:中国語学習において、声調の習得は最大の難関である。本校の中国語履修者は、世界各国からの留学生と日本人履修者が約半数ずつ占めている。留学生たちは、それぞれの母語の影響を受け、国別の特徴あるアクセントを有している。一方、一部の日本人履修者は、日本語と同形類義語の中国語を見ると「その漢字の意味はわかる」と思いこみ、中国語音の練習を怠る傾向がある。故に、履修者は全体的になかなか正しい四声が定着しないというのが現状である。
この現状を改善するために、シャドーイング練習法を用いて、中国語初級、初中級と上級クラスで二文字熟語の声調練習を集中的に行っている。練習によって、声調に対する聴覚的認知の改善や発音の質的向上が実現できたかどうかを検証するために、声調の書き取りやピンインの読み上げといった事前テスト・事後テスト・遅延テストを実施している。テストの結果を分析し、報告する。

【参加費】会員:無料  非会員:1000円(学生500円)
【出席のご連絡・お問い合わせ】石塚浩之(hishizuk@shudo-u.ac.jp)までお願いします。
なお、終了後、懇親の会を予定しております。事前予約の都合上、例会参加申し込みの際に懇親会の出欠も合わせてお知らせください。

関西支部第44回例会のお知らせ [関西支部]

日本通訳翻訳学会日本通訳翻訳学会関西支部第44回例会が以下の要領で開催されます。ふるってご参加ください。

日本通訳翻訳学会関西支部第44回例会
【日時】 2017年3月11日(土)15:00~17:30
【場所】 西宮市大学交流センター阪急西宮北口駅北改札口を出て右手、隣接の「ACTA西宮」東館6階)

発表1
【タイトル】医療通訳技能認定試験について
【発表者】重野亜久里(特活 多文化共生センターきょうと代表)
 日本の医療機関を受診する外国人患者が急速に増加する中、言語によるコミュニケーションを支援する医療通訳者の存在は、外国人患者に適切な医療を提供するうえでも今後ますます必要となってきている。2016年度より「医療通訳技能認定試験」を開始した。本試験は、日本医療教育財団が実施する民間の試験であるが、2013年に作成された、厚生労働省『医療通訳育成カリキュラム基準』に基づき、試験内容や教育訓練ガイドラインが設定され、プライマリーケア等の基礎的な通訳業務を想定した「医療通訳基礎技能認定試験」と二次・三次医療機関等で行われる専門的な要素などを含んだ通訳業務を想定した「医療通訳専門技能認定試験」の2種類が設けられている。
本発表では、医療通訳育成カリキュラム基準ならび認定試験に携わる立場から医療通訳技能認定試験や教育訓練ガイドライン等、実施状況について発表する。

発表2
【タイトル】「Handbook of Translation Studies日本語翻訳プロジェクト・経過報告」
【発表者】HTS日本語翻訳プロジェクトメンバー(イザベル・ビロドー、石塚浩之、大久保友博、田辺希久子、山田優)
John Benjamins社より2010年から2013年にかけて出版されたHandbook of Translation Studies (Vol. 1-4) の多言語化プロジェクトの一環として、2013年ごろから有志によってその日本語訳がグループワーク形式で進められているが、日本通訳翻訳学会の公認プロジェクトとしては2016年度が最終年に当たる。通訳・翻訳の両分野やその周辺領域にも及ぶ書籍のため、訳出に必要とされる知識も多岐にわたるが、プロジェクトに臨むに当たってメンバーは共同翻訳作業を積極的に工夫しながら行っている。今回はその経過報告として、(1)プロジェクトの経緯・概要説明、(2)共同翻訳の手順や仕組みの解説、(3)共同翻訳のケーススタディと担当翻訳者・校正者による相互コメント、(4)プロジェクトから派生・発展した企画や成果、などについて実践に基づいた発表を行い、今後の通訳・翻訳研究のための議論の一助とするものである。

【参加費】会員:無料 非会員:1000円(学生500円)
【出席のご連絡・お問い合わせ】古川(furukawa@shoin.ac.jp)までお願いします。
なお、終了後懇親の会を予定しております。お気軽にご参加ください。


第43回関西支部例会のお知らせ [関西支部]

関西支部第43回例会を下記の通り開催いたします。
まだまだお席がございますので、関心がある方にお声掛けをしてくださいますよう、お願い申し上げます。

日本通訳翻訳学会関西支部第
43回例会
【日時】 20161210日(土)15001730
【場所】 西宮市大学交流センター
(阪急西宮北口駅北改札口を出て右手、隣接の「ACTA西宮」東館6階)

 発表1
【タイトル】「通訳ワークショップ」授業実践報告
【発表者】山崎美保(神戸女学院大学・関西大学非常勤講師)

【要旨】関西地方のある私立大学において筆者が担当している「通訳ワークショップ」の授業について報告する。本授業は、K大学における「通訳翻訳プログラム」の履修者で、3年次において通訳プログラムの関連授業を履修済みの学生を主な対象に、英日・日英の実践的な通訳訓練を行うことを目的とした半期完結型の授業である。
本授業における訓練は、難度の高いものであったが授業後のアンケートを見るとそれをポジティブにとらえていて、毎回課される課題も積極的に取り組み、講師の説明を受け入れようとするlearnability(学習意欲)が感じられる。講師の体験談を聞けて良かったという声も多く、現場の人間だからこそ話せる実際の状況をクラスで伝えることで学生は現実感―自分の取り組んでいる課題は大学という枠内だけでなく、実際の仕事に通じている訓練なんだという実感―を持つことが出来るという事であろう。学生の全般的な通訳スキルの向上とともに第一回目の授業で見られた学生特有の言葉遣いや癖はほとんどといっていいほど見られなくなった。
本授業の中核となる「ピアスピーチ通訳演習」及び「ゲストスピーカー・セッション」について実際の状況を踏まえて今後に向けての改善点を洗い出し、更なる授業の質の向上につなげていきたいと思う。

発表2
【タイトル】「米国における通訳を介した警察の事情聴取の伝聞問題に関する『代理人かつ導管』理論の問題点と今後の指針」
【発表者】田村智子(早稲田大学大学院非常勤講師)

【要旨】通訳人を介した事情聴取における証言を伝聞としないための法理論は、コモン・ロー諸国が長年苦慮してきた課題である。米国では通訳人は警察と被疑者の共同代理人ゆえ被疑者による伝聞主張は不可とする1892年の判決が、代理法の雇用者責任の原理を援用した連邦証拠規則に基づく揺るぎない判例法として確立され、70年代からは導管論も併用した「通訳人は警察と被疑者の共同代理人かつ導管」たる主たる判例法となり最高裁においても未だ覆っていない。しかし両理論併用に根本的な矛盾があり、また代理法援用は合衆国憲法修正第5条に抵触する可能性が極めて高い。また仮に完全可視化が導入されたとしても、一言語しか解さない刑事と被疑者による通訳の正確性・中立性の間接的な把握には限界があり、裁判官及び陪審員にとってもtranscript check translation無しに通訳が本当に「導管(正確かつ中立)」であったのかを検証するすべはない。以上の法理分析に加え本発表では、「質問と答えの噛み合い」、「原発話と訳出文の長さの差」、「通訳人と被疑者間の追加やり取りの多寡」等による通訳の正確性・中立性の間接的判断にはどの程度の限界があるか、を検証するために行った事情聴取の実録にもとづく量的分析の結果についても分析したい。

【参加費】会員:無料  非会員:1000円(学生500円)
【出席のご連絡・お問い合わせ】古川(furukawa@shoin.ac.jp)までお願いします。
なお、終了後懇親の会を予定しております。お気軽にご参加ください。


関西支部第42回例会のお知らせ [関西支部]

関西支部第42回例会を下記の通り開催いたします。

今回初めて梅田の会場で行います。まだ席が残っておりますので、ふるってお申し込みください。
また関心のおありの方にもお声掛けいただけますと幸いです。

日本通訳翻訳学会関西支部第42回例会
【日時】2016年7月23日(土)15:00-17:30
【場所】龍谷大学大阪梅田キャンパス 研修室
同キャンパスへのアクセス
http://www.ryukoku.ac.jp/osaka_office/access/
      

発表1
【タイトル】日中難訳語についての考察
【発表者】入江沢竜(関西大学外国語教育研究科)
【要旨】
日中学習者は学習や実践の際に語学環境や文化背景などの影響により、難訳パターン由来の誤訳が多発しているのが現状である。それらの発生しやすい難訳パターンや難訳語を品詞ごとに分類し、名詞、動詞、形容詞、数量詞、同音異義語などに発生する難訳要因を考察する。そして、発生要因に即した訳語を提案することにより、難訳による誤訳を回避し、難訳パターンのスムーズな訳出に役立てたい。本考察は日中学習者への注意喚起や日中通訳者を目指す方々への問題提起に繋がることを期待する。

発表2
【タイトル】パラテクストの視点から見た中国と韓国時代劇の日本語字幕における注の使用と比較
【発表者】鄭雁天(神戸大学国際文化学研究科博士後期課程)
【要旨】
視聴覚翻訳では、時間・空間などの制約があるため、通常注の使用は難しいと考えられ、特にその主流形態の1つである字幕翻訳では、注を付け加えるどころか元発話の削除、凝縮、改変といった方法が頻繁に用いられる。とはいえ、作品によっては注が多用されるものも実は存在し、更に、注を字幕翻訳における1つの大きな要素として認め、通常の字幕翻訳と区別して用語解説付字幕を推進すると思われる試みがなされている。その内、時代の差異やジャンルの特殊性などがゆえに、注の必要性が高くなると見られる時代劇が典型的な例として挙げられよう。
本稿では、注がパラテクスト要素の1つであるという立場にあり、Genette(1997)によるパラテクストの5つ(spatial・temporal・substantial・pragmatic・functional)の特性の視点から、中・韓時代劇の日本語字幕における注の使用がどうなっているのかを考察および比較し、またそれらの注の使用がどのような要因と関わっているのかを探ってみたい。

【参加費】会員:無料  非会員:1,000円(学生500円)
【出席のご連絡・お問い合わせ】田辺(tanabe@mail.kobe-c.ac.jp)までお願いします。
なお、終了後懇親の会を予定しています。お気軽にご参加下さい。

日本通訳翻訳学会関西支部第42回例会のお知らせ [関西支部]

日本通訳翻訳学会関西支部第42回例会を以下の要領で開催します。多くの方の参加をお待ちしています。
 
【日時】2016年7月23日(土)15:00-17:30
【場所】龍谷大学大阪梅田キャンパス 研修室
同キャンパスへのアクセス
       
発表1
【タイトル】日中難訳語についての考察
【発表者】入江沢竜(関西大学外国語教育研究科)
【要旨】
日中学習者は学習や実践の際に語学環境や文化背景などの影響により、難訳パターン由来の誤訳が多発しているのが現状である。それらの発生しやすい難訳パターンや難訳語を品詞ごとに分類し、名詞、動詞、形容詞、数量詞、同音異義語な
どに発生する難訳要因を考察する。そして、発生要因に即した訳語を提案することにより、難訳による誤訳を回避し、難訳パターンのスムーズな訳出に役立てたい。本考察は日中学習者への注意喚起や日中通訳者を目指す方々への問題提起に繋がることを期待する。

発表2
【タイトル】パラテクストの視点から見た中国と韓国時代劇の日本語字幕における注の使用と比較
【発表者】鄭雁天(神戸大学国際文化学研究科博士後期課程)
【要旨】
視聴覚翻訳では、時間・空間などの制約があるため、通常注の使用は難しいと考えられ、特にその主流形態の1つである字幕翻訳では、注を付け加えるどころか、元発話の削除、凝縮、改変といった方法が頻繁に用いられる。とはいえ、作品に
よっては注が多用されるものも実は存在し、更に、注を字幕翻訳における1つの大きな要素として認め、通常の字幕翻訳と区別して用語解説付字幕を推進すると思われる試みがなされている。その内、時代の差異やジャンルの特殊性などがゆ
えに、注の必要性が高くなると見られる時代劇が典型的な例として挙げられよう。本稿では、注がパラテクスト要素の1つであるという立場にあり、Genette(1997)によるパラテクストの5つ(spatial・temporal・substantial・pragmatic・
functional)の特性の視点から、中・韓時代劇の日本語字幕における注の使用がどうなっているのかを考察および比較し、またそれらの注の使用がどのような要因と関わっているのかを探ってみたい。

【参加費】会員:無料  非会員:1,000円(学生500円)
【出席の連絡】7月16日(土)までに、田辺(tanabe@mail.kobe-c.ac.jp)まで
お願いします。なお、終了後懇親の会を予定しています。お気軽にご参加下さい。

関西支部第41回例会のお知らせ(リマインダー) [関西支部]

関西支部第41回例会のリマインダーです。どうぞご予定のうえ、ふるってご参加ください。
会場の詳しい情報を追加しました。また開催時間が14:30-17:00と、通例よりも30分繰り上げとなっておりますのでご注意ください。既に出席をお知らせくださった皆様も、場所と時間をご確認いただき、また準備の都合により、懇親会のご出欠もお知らせいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

日本通訳翻訳学会関西支部第41回例会
【日時】2016年3月19日(土)14:30-17:00
【場所】広島修道大学2号館2103教室
大学へのアクセス
http://www.shudo-u.ac.jp/access.html
キャンパスマップ
http://www.shudo-u.ac.jp/campus_map.html
      
発表1
【タイトル】ISO 17100 Translation Workflow in Your Classroom: Course Design and Ongoing Development
【発表者】John McLean (Yasuda Women's University)
【要旨】
Translation workflows such as the one defined in the ISO 17100 (International Organization for Standardization, 2015) provide a framework for the collaborative production and improvement of a translation irrespective of the language locale, text purpose or domain. When incorporated into the design of a translation course, they can facilitate student development of not only linguistic and metalinguistic but also strategic and interpersonal skills and knowledge which, as the EMT expert group (2009) point out, are fundamental to the field of professional translation. As with any group activity, interpersonal disputes and differences of opinion are inevitable. However, while these differences―henceforth referred to as conflict―are fundamental to both the improvement of a translation and students’ development of strategic and interpersonal skills and knowledge, they can also negatively impact group functioning and performance. In this project-research presentation, I draw on learning from the academic fields of translation, management, and education, and my experience as a translator, translation project manager, and translation educator to propose a method to design a collaborative translation course based on the ISO 17100 translation workflow that includes measures to mitigate negative instances of conflict and enhance group functioning. Then, within the theoretical framework of conflict, to facilitate course development, I propose an exploratory action research approach to identify and categorize instances of conflict and assess their impact on learning.
EMT expert group. (2009). Competences for professional translators, experts in multilingual and multimedia communication. European Commission. N.p., 17.
International Organization for Standardization. (2015). ISO 17100: Translation services –
Requirements for translation services. 
Retrieved from http://www.iso.org/iso/catalogue_detail.htm?csnumber=59149

発表2
【タイトル】CRITT
TPR-DB(ENJA15)を用いた翻訳プロセス研究の暫定分析結果
【発表者】山田 優(関西大学)
【要旨】
CRITT TPR-DB(Translation Process Research - Database)は、多言語の翻訳プロセス研究データベースであり、2015年よりMichael Carl氏との共同研究で、英日におけるデータ収集を開始した(ENJA15)。現在までに38人の翻訳者の通常翻訳、ポストエディット、音声入力翻訳の3モードの訳出データ(キーストローク、アイトラッキングを含む)が集まった。本発表では、TPR-DBの概要および(翻訳者の認知負荷に関する)暫定分析結果を示す。
*CRITT=Center for Research and Innovation in Translation and Translation Technology

【参加費】会員:無料  非会員:1,000円(学生500円)
【出席の連絡】3月12日(土)までに、三ツ木(mmitsugi@mail.doshisha.ac.jp)または田辺(tanabe@mail.kobe-c.ac.jp)までお願いします。
なお、終了後懇親の会を予定しています。どうぞご参加下さい。

関西支部第41回例会のお知らせ [関西支部]

関西支部第41回例会を下記の通り開催いたします。どうぞご予定のうえ、ふるってご参加ください。

日本通訳翻訳学会関西支部第41回例会
【日時】2016年3月19日(土)14:30-17:00
【場所】広島修道大学(会場は追ってお知らせいたします)
大学へのアクセス
http://www.shudo-u.ac.jp/access.html
キャンパスマップ
http://www.shudo-u.ac.jp/campus_map.html
      
発表1
【タイトル】ISO 17100 Translation Workflow in Your Classroom: Course Design and Ongoing Development
【発表者】John McLean (Yasuda Women's University)
【要旨】
Translation workflows such as the one defined in the ISO 7100 (International Organization for Standardization, 2015) provide framework for the collaborative production and improvement of a translation irrespective of the language locale, text purpose or omain. When incorporated into the design of a translation course, they an facilitate student development of not only linguistic and metalinguistic but also strategic and interpersonal skills and knowledge which, as the EMT expert group (2009) point out, are fundamental to the field of professional translation. As with any group activity, interpersonal disputes and differences of opinion are inevitable. However, while these differences―henceforth referred to as conflict―are fundamental to both the improvement of a translation and students’ development of strategic and interpersonal skills and knowledge, they can also negatively impact group functioning and performance. In this project-research presentation, I draw on learning from the academic fields of translation, management, and education, and my experience as a translator, translation project manager, and translation educator to propose a method to design a collaborative translation course based on the ISO 17100 translation workflow that includes measures to mitigate negative instances of conflict and enhance group functioning. Then, within the theoretical framework of conflict, to facilitate course development, I propose an exploratory action research approach to identify and categorize instances of conflict and assess their impact on learning.
EMT expert group. (2009). Competences for professional translators, experts in multilingual and multimedia communication. European Commission. N.p., 17.
International Organization for Standardization. (2015). ISO 17100: Translation services –
Requirements for translation services. Retrieved from http://www.iso.org/iso/catalogue_detail.htm?csnumber=59149

発表2
【タイトル】CRITT TPR-DB(ENJA15)を用いた翻訳プロセス研究の暫定分析結果
【発表者】山田 優(関西大学)
【要旨】
CRITT TPR-DB(Translation Process Research - Database)は、多言語の翻訳ロセス研究データベースであり、2015年よりMichael Carl氏との共同研究で、日におけるデータ収集を開始した(ENJA15)。現在までに38人の翻訳者の通常訳、ポストエディット、音声入力翻訳の3モードの訳出データ(キーストローク、アイトラッキングを含む)が集まった。本発表では、TPR-DBの概要および翻訳者の認知負荷に関する)暫定分析結果を示す。
*CRITT=Center for Research and Innovation in Translation and ranslation Technology

【参加費】会員:無料  非会員:1,000円(学生500円)
【出席の連絡】3月12日(土)までに、三ツ木(mmitsugi@mail.doshisha.ac.jp) または田辺(tanabe@mail.kobe-c.ac.jp)までお願いします。なお、終了後懇親会を予定しています。お気軽にご参加下さい。


関西支部第40回例会のお知らせ [関西支部]

関西支部第40回例会を下記の通り開催いたします。どうぞご予定のうえ、ふるってご参加ください。

【日時】2015年12月12日(土)15:00-17:30
【場所】西宮大学交流センター、講義室2
(阪急西宮北口駅北改札口を出て右手、隣接の「ACTA西宮」東館6階)

【テーマ】医療通訳教育を考える-必要な理論的枠組みと新たな育成カリキュラム

厚生労働省「医療機関における外国人患者受入れ環境整備事業」のために「医療通訳育成カリキュラム」とカリキュラムに準拠したテキスト『医療通訳』*が昨年作成され、それに基づく研修会が今年3月半ばに東京で終了し、4月からは同様のものが大阪で開催されている。例会では、通訳指導に
必要な理論的枠組み、そしてテキスト『医療通訳』の概要と進行中の研修会の成果と課題、今後の展望を含め、発表する。

*厚生労働省のホームページからダウンロードできる↓
 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000056944.html

【発表者】
渡部富栄(大東文化大学大学院/青山学院大学非常勤講師、通訳者)
重野亜久里(多文化共生センターきょうと代表)

【参加費】会員:無料  非会員:1,000円(学生500円)
【出席の連絡】11月末日(30日・月曜)までに、田辺(tanabe@mail.kobe-c.ac.jp)までお願いします。
終了後に近くで懇親会を予定しています。お気軽にご参加下さい。

関西支部第37回例会@同志社大学(7月11日) [関西支部]

関西支部第39回例会の予定が決まりましたので、お知らせいたします。
初めて同志社大学で開催します。どうぞご予定のうえ、ふるってご参加ください。

【日時】2015年7月11日(土)15:00-17:30
【場所】同志社大学・今出川校地、寒梅館6階大会議室
https://www.doshisha.ac.jp/information/facility/kambai.html

発表1
【発表者】長沼美香子(神戸市外国語大学)
【題目】大学のトランスレーション(通訳・翻訳)教育におけるジャーナリズム教材
【要旨】大学で通訳や翻訳の授業を担当する教員にとって、教材選びは課題のひとつであろう。本発表では、大学教育の場において視聴覚報道メディアを教材として「訳す」ことの可能性を考察する。字幕など視聴覚翻訳は学生に人気のある分野のひとつであり、映画教材が利用される場合も多いと思われる。そのような中で良質のジャーナリズム教材に字幕をつけるプロセスに特に注目する理由は、学生たちが現代社会の直面する現実をリサーチしながら深く学び、さらなる問題意識を育てることが期待できる点にある。本発表ではまた、「学生字幕翻訳コンテスト」の企画提案についても簡単に説明し、参加者との意見交換の場としたい。

発表2
【発表者】中野真紀子(翻訳家、「デモクラシー・ナウ!ジャパン」代表)
【題目】教材としてのDemocracy Now!の活用事例
【要旨】Democracy Now!は、ニューヨークから毎日放送している非営利の独立系報道番組です。1996年にスタートし、今では北米の公共系メディアをはじめ、世界中のおよそ1200局のテレビやラジオで放送され、さらにインターネットでも配信。これまでの番組は全てアーカイブで公開されてスクリプトもついているので、英語学習教材としても活用できます。番組では商業メディアでめったに見られない多彩なゲストのインタビューや、無視されがちな当事者たちの生の声を通じて、主流論調とは異なる角度からの見方を知ることができます。日本語サイト「デモクラシー・ナウ!ジャパン」は2007年に発足し、2015年3月現在で800本の字幕動画がアーカイブにあります。上手に活用することによって、過去を踏まえた多角的な理解が可能になります。これらの字幕は多数の翻訳者が協力して作成しており、参加しながら学ぶフォーマットの基本はできていますが、より広い層に参加を促し浸透させていきたいと思っています。本発表では、教室環境を考慮した実際の字幕作成指導例を紹介しながら、教材としてのDemocracy Now!の活用方法を共有したいと思います。


【参加費】会員:無料  非会員:1,000円(学生500円)
【出席の連絡】7月4日(土)までに、田辺(tanabe(a)mail.kobe-c.ac.jp)までお願いします。((a)は@に直してください。)
なお、終了後に懇親の会を予定しています。お気軽にご参加下さい。


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